シーカ・ジャパンは、スイスを拠点とする化成品メーカーの日本法人です。1927年（昭和2年）に初めて製品が輸入されて以来、国内で100年近くも実績を構築。スプレー式のウレタン防水材からシート防水、FRP防水・FRP複合防水などさまざまな防水材を提供しています。
シーカ・ジャパンの防水材の強みは、耐候性や耐薬品性、紫外線への耐性に優れていること。過酷な環境下でも長く安心して使える品質で、建築物や土木構造物の長寿命化に大きく貢献しています。
施工方法についても、超速硬化ウレタンを使用した「クイックスプレー」や、非常に軽量な「パワレックス MU工法・UH工法」、防水性と仕上がりの美しさを両立した「ダイナフロア」など、さまざまな提案を行っています。
防水工事の担当は、全国各地の防水組合・工業会に属する専門業者です。シーカ・ジャパンでは、製品の開発・販売に加え、設計段階から防水計画に参画して適切なシステムや材料を提供。さらに、製品の適切な使い方や施工方法についてのトレーニング・アドバイスを行い、製品を正確かつ適切に施工できる体制を整えています。
シーカ・ジャパンは、耐候性や耐薬品性に優れた防水材を提供しています。多様な工法に対応し、全国の専門業者と連携して施工を実施。設計段階から防水計画に関わり、適切なシステムや材料を提案しています。
非住宅向けの防水工事では、適切な防水材での施工ができる業者に依頼することが重要です。施工場所の特徴に合わせた防水材を選ぶことが、施設・設備の長寿命化やトータルコストの削減につながります。
このメディアでは、非住宅を「工場や倉庫などの工業施設」「学校や共用スペースなどの公共施設」「橋梁や道路などのインフラ設備」の大きく3つに仕分け、それぞれおすすめの業者とおすすめである理由を解説。非住宅への防水工事をするため、業者を探している方はぜひチェックしてください。
DPL国立府中の新築工事の事例です。トラックバースと大型自動車用走行路に「パワレックスLG工法」が採用されました。「パワレックスLG工法」は、大型トラックの走行にも耐えうる物流施設専用の駐車場防水床工法で、薄い・軽い・剥がれないうえ、防水システムの一体性やクラックができにくい点などが特徴です。
参照元：シーカ・ジャパン公式HP（https://www.dyflex.co.jp/bousui/work/）
長崎県庁舎の行政棟・議会棟の新築工事を担当した事例です。クイックスプレーUPM-10工法やUPM-10C工法、UPM-10CF工法などを採用。クイックスプレーは、短時間で指触乾燥と硬化する点、優れた塗膜物性、安定した品質などが魅力です。塗膜防水材「グリーンプレイス」を塗布。液体のため、躯体形状に合わせて塗布できています。
参照元：シーカ・ジャパン公式HP（https://www.dyflex.co.jp/bousui/work/）
前述の通り、シーカ・ジャパンは施工を担当していませんが、全国の施工業者を通して駐車場防水、屋上緑化専用防水、工場・倉庫・体育館屋根といったスレート・金属屋根への防水、地下ピット内壁防水、地下外壁防水、特殊形状屋根防水などに対応しています。
校庭・多目的グラウンド・保育園・福祉施設などの屋上・ルーフバルコニーには、ゴムチップ複合防水工法を提案。厚みのあるゴムチップ層とウレタン塗膜防水を組み合わせ、防水だけでなく、転倒時の怪我リスクを軽減させています。
| 企業名 | シーカ・ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区元赤坂1-2-7 赤坂Kタワー7F |
| 電話番号 | 03-6433-2101 |
| 営業時間 | 公式HPに記載なし |
| 公式URL | https://jpn.sika.com |
本メディアでは、防水工事が求められる非住宅を『工業施設』『公共施設』『インフラ設備』の3つに分類し、それぞれの施工場所に適した防水工事ができる業者を厳選して紹介します。