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防水工事業者の選び方を解説

目次
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防水工事の質は建物の寿命に影響を及ぼすため、防水工事業者選びは非常に重要な作業です。ここでは、防水工事業者のタイプや選び方についてご紹介します。業者選びで失敗しないためにも、事前にしっかりとポイントを押さえておきましょう。

そもそも防水工事とは

防水工事とは、雨水によるダメージから建物を守るために行う工事のことを指します。屋根や屋上、外壁、ベランダなど、主にコンクリートでできた場所へ施工することが多いです。防水工事を施すことで建物の良いコンディションを長く維持することができます。

防水工事の効果は半永久的ではないため、定期的に実施することが重要です。防水工事にはさまざまな種類があるため、施工を依頼する際は、施工箇所に応じた工法を選ぶことが必要となってきます。

適切な防水工事業者の
選び方のポイント

業者の種類と特徴を理解しておく

防水工事業者は、ハウスメーカー、塗装業者、リフォーム会社、専門防水業者の4つに大きく分類することができます。それぞれ特徴や得意とする分野、施工範囲などに違いがあるため、防水工事をしたい箇所に合わせて業者を選ぶことが必要です。

現地調査をしっかり
行ってくれるか

防水工事にはさまざまな種類があり、施工箇所の状態に適した防水材や工法を選択する必要があります。そのため、施工箇所の状態を正確に把握する現地調査は必要不可欠です。これを怠ると、防水工事をしたのに雨漏りがするなどのトラブルが生じる恐れがあります。

見積もりが明確かどうか

見積もりを取った際に、防水工事の工法や防水材の種類、工程など細かく内訳を出してくれる業者を選ぶのもポイントです。業者の中には「○○一式」とだけしか書かず、後から追加費用を請求してくる所が少なからずあります。必ず契約前に見積もりの詳細をチェックしましょう。

工事価格が相場から
かけ離れていないか

防水工事の相場は、工事の種類ごとに大体の相場があります。工事の種類に応じて相場から見積もりがかけ離れていないかも大事なチェックポイントです。相場を大きく上回る場合は不要な工事が入っている、相場を下回る場合は手抜き工事の可能性に注意しなくてはいけません。

工事場所への施工実績が多いか

防水工事の仕上がりは、業者の施工力によって大きく左右されるため、施工実績が多い業者を選ぶのが無難です。施工実績が少ないと、施工ミスが起きる可能性が否めません。防水工事業者の公式ホームページ等で、事前に実績も確認するようにしましょう。

保証内容・アフターサービスを
確認しておく

防水工事の直後に何もなかったとしても、時間が経つにつれ施工箇所に不具合が生じることもあります。しかし、保証内容やアフターサービスがしっかりついていれば、万が一のトラブルの際も安心です。保証やアフターサービスの有無や内容についても確認しましょう。

施工場所に応じた防水工事業者を
選ぼう

工場や施設などの非住宅向け防水工事を依頼する際は、施工場所に適した工法を得意とする業者を選ぶことが重要です。施工場所によって適切な工法が異なるため、業者の強みを理解した上で選びましょう。当メディアでは、施工場所別におすすめの防水工事業者を紹介しています。ぜひ、自社に合う業者選びにお役立てください。

防水工事を行う
業者のタイプと特徴

ハウスメーカー

ハウスメーカーに依頼する際は、住宅に適した防水工事の提案が期待できるでしょう。一方で、下請け業者に防水工事を依頼するケースが多く、中間マージンが発生することで工事費が高くなる可能性があります。

塗装業者

塗装業者の中には、屋上や外壁に液体の防水材を塗る「塗膜防水」を行っている所もあります。強みを活かせるため、仕上がりにも期待ができます。しかし、塗膜防水以外の防水工事を依頼する際は、対応ができるかどうかの確認が必要です。

リフォーム会社

リフォーム会社は、住宅リフォームのサービスの一つとして、防水工事を提供していることがあります。防水も含めて住宅の改修をまとめて依頼できるのがメリットですが、ビルのような大型な建物の防水工事には対応できない場合があります。

専門防水業者

専門防水業者はその名のとおり、防水工事に特化している業者です。防水工事に関する知識や技術を有しており、規模の大小問わず工事に対応できるのが特徴です。工法に幅広く対応している業者であれば、施工箇所に適した工事を実施してもらえるでしょう。

編集チームまとめ

防水工事は信頼できる業者に
依頼するのが重要!

防水工事業者を選ぶ際は、現地調査の有無、見積もり内容や価格、施工実績、保証やアフターサービス内容をしっかりチェックしておくことが重要です。不明な点があれば、工事を依頼する前に必ず確認しておきましょう。この際、明確に回答しなかったり、説明をうやむやにしたりする業者は選ばないのが肝心です。

また、防水工事の業者は大きく4つのタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。工事内容に合わせて、信頼のおける業者を選ぶようにしましょう。

防水工事業者は施工場所に合わせて選ぶ!

工場や施設などの非住宅向け防水工事は、施工場所に適した業者を選ぶことが大切です。施工場所によって適切な工法や防水材が異なるため、業者の特徴や得意な分野を確認したうえで選びましょう。

当メディアでは、「工場や物流倉庫などの工業施設」「学校や共用スペースなどの公共施設」「橋梁や道路などのインフラ設備」の3つに非住宅を分類し、それぞれおすすめの防水工事業者を紹介しています。

【施工場所別】
おすすめの防水工事業者3選

本メディアでは、防水工事が求められる非住宅を『工業施設』『公共施設』『インフラ設備』の3つに分類し、それぞれの施工場所に適した防水工事ができる業者を厳選して紹介します。

工場や物流倉庫などの
工業施設なら
日本アクア
おすすめポイント
  • 吹付工法のポリウレア塗膜防水を採用し、工場ののこぎり屋根や物流倉庫の駐車場など凸凹のある広範囲な施工箇所にも隙間なく密着
  • わずか数秒で硬化する速乾性の高いポリウレア樹脂の特性により、短工期で施工でき、稼働や営業への影響を抑えられる
学校共用スペースなどの
公共施設なら
三ツ星ベルト
おすすめポイント
  • 凸凹の少ない場所に適したシート防水を採用し、屋上や屋根が平坦なことが多い学校や公共施設の屋根などに効率的に施工できる
  • 防水層の撤去をせずに施工できるかぶせ工法により下地の撤去費用を抑えられるため、予算が決まっている学校や公共施設向き
橋梁道路などの
インフラ設備なら
昭石化工
おすすめポイント
  • 人が行き交う橋梁や道路において床版のたわみやひび割れ、車両の衝撃・振動に対する耐久性を持つ防水技術を提供
  • 道路にも使われるアスファルトを採用しているため、温度変化に強く、膨張・収縮による床版と舗装の破損を抑制する